2017年9月18日月曜日

至水の根付・・・函館で売れたってよ♪




ただいま至水の地元函館にある
で開催されている「妖怪フェア」に
根付を数点出展させて頂いておりますが
昨日午前中に企画担当の方から御連絡頂きまして

なんと

根付「河童 程良ク酔フ」が売れたとの事!!!

いや価格が価格だし
「根付?何それオイシイの?」
ってくらいの根付文化未踏の地函館ですから
まさか売れるとは・・・
ほんとありがたい感謝です!!!

御購入頂いたその瞬間レジカウンターがザワついたそうです(笑)

て事で
連休だというのに台風が目前まで迫り来る昨日午後
現場を見に行ってまいりましたので軽レポです





函館蔦屋書店は店内全域撮影禁止ですので
先ずは撮影許可腕章をゲッツ





全景はこんくらいで収まっちゃう小さな小さなフェアですけども
企画担当者セレクトの「まちがいない」妖怪関連書籍&グッズが
みっしりと並べられています
あぁ手ブレってる(涙)





至水のネタ帳の一つである
「鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集」
(角川文庫ソフィア)
これは外せませんね
お安いし文庫だし常に持ち歩けるしでガシガシ使い倒せる良本ですよ





もう書籍のチョイスがソリッドでハード
因みに企画担当は女性の方
良い趣味しておられる・・・





妖怪ウォッチとかは無いけれど
お子様の妖怪教育にうってつけのラインナップよ♪





至水の根付
ほんとに売れてた(汗)
施錠されたアクリルケースに入ってますけど
「スタッフに声かければケースから出して手に取ってご覧いただけます」
的なインフォ文がケース横に掲げられていますので
胸を張ってドシドシお申し付けください!





いぃぃぃぃぃやぁぁぁぁぁー♪
京東都の和片(ワッペン)があるじゃないですかっ!!!
これさぁ・・・全種集めたい欲を抑えるの大変なのよ





この小皿と猪口もねぇ・・・
妖怪物欲爺が背中にズシリと飛びついて来るですよ(汗)





そしてフェア卓中央のディスプレイには
百鬼夜行なコンセプトムービーがエンドレスに流され
見続けていると背後から妖怪トランス婆が忍び足でヒタヒタと・・・





といった感じで開催されております
「妖怪フェア」
10月14日まで展開されております

函館蔦屋書店にお越しの際には是非是非足を止め御覧頂きたい♪

宜しく御願い致します!



2017年9月15日金曜日

根付極北の地函館で根付を売る




朝っぱらから北ミサイル発射で幕を開けた9月15日でありますが
本日より至水の地元 函館は石川町にあります


こちらで「妖怪フェア」なる企画がスタートしております


実は今回こちらの企画を担当されたスタッフ様より
facebook経由でお声掛け頂きまして

何と至水

地元函館で根付初出展させて頂く事となりましたお目出度い!!!

平台1ブロック使用しての小規模なフェアなれど
担当の方が目利きした妖怪がグッズと
ソリッドでハードな(妖怪ウォッチ含まず)
妖怪関連書籍が集められた企画となっておるのですが

その一角に設けられたクリアケースのなか
恭しく鎮座まします至水の根付♪

函館在住の方ならずとも
函館 蔦屋書店にお寄りの際には
是非に是非にチラと眺めて行ってやってくださいませ

因みにスタッフの方にお声掛け頂ければケースより取り出して
実際に手に取って御覧頂けます♪

いや根付なんて実際掌の上で色んな方向から見て頂きたいものなのですけど
都度対応して頂けるスタッフの方がんばってくれるよなぁ
コレほんとありがたい事です



さて出品販売作ですが
通常のGallery花影抄納品分や11月の道甫さんとの二人展など
製作スケジュールきっつきつで新作の投入がなかなか難しく

今回は花影抄デビュー以前の過去作
しかも最初期作を放出する事に致しました

しかしただそのまま出展するのも申し訳なく
2017年の至水に見えた2011年製の至水作根付の至らぬ点を改修した
こちらの三点となります




根付「鵺」
素材:蝦夷鹿角、黒檀象嵌

2011年1月に製作した
当初は目の象嵌を入れ直すくらいで考えていたのですが
手を入れ始めたら此処もあそこもと数日費やしてしまい・・・
紐穴の位置を横へ移動させる大改修までやっちゃって(涙)
かなりブラッシュアップできたのではないかと思います




根付「河童 程良ク酔フ」
素材:象牙椰子、蝦夷鹿角

こちらも2011年1月製作
を細部のリタッチとヤシャで染直しブラッシュアップ!
(昔はコーヒーで染めていたのよね)
抱え込んだ鹿角製の瓢箪は紐の掛け方を再考し新造
以前は無造作に尻の辺りに設けていた紐通し穴を撤廃し
瓢箪を鏡蓋的に嵌め側面から紐を出す様に変更
万征さん式に言うところの「変形鏡蓋根付」感を際立たせました




根付「青竜」
素材:象牙椰子、砂金水晶象嵌

三点目も2011年1月製作
こちらはブラッシュアップしないでこのままお出しします!
手持ちの最初期作の中でも結構良いとこ行ってるのではないかと
2017年の至水にとっても結構お気に入りな青竜様です
いや妖怪フェアなのに青竜って・・・とか言いっこなしで(涙)



という事で
以上三点を妖怪フェアに投入させて頂きました

そこそこお高めの価格設定ではございますが
間違って、否、勢いまって
現場でお買い上げになられてもよろしくってよ(涙)

でもまぁなかなか現場でお買い上げは難しいかなとは思っていて

その場合、会期十日過ぎた辺りからは
函館 蔦屋書店のオンラインショップに掲載されます
コチラです↓
https://shopping.geocities.jp/hkd-tsutayabooks/index.html

お近くの方以外でもお買い上げ頂けますので
何卒宜しくお願い致します

あと妖怪フェアの会期が9月15日~10月14日と長めなので
会期中追加出品あるかもしれません

都度お知らせ御紹介させて頂きますので
そちらもお楽しみに!

それでは皆様御一緒に

函館 蔦屋書店へ
行ってみるべしー!!!


2017年9月13日水曜日

根付 其ノ百参

『 河悪童 』
素材 : 鹿角、黒水牛角




妖怪の行動原理なんて人間には到底理解出来るものではない
時に人間にとって善なる振る舞いを見せたと思いきや
時に人間にとって不利益な悪行を働いて見せる
悠久の時を生きる奴等には全てが気紛れ
暇つぶしに過ぎないのだ



一体何があったってんだ
怒号で目が覚めるなんてぇのは
こんな朝っぱらから騒ぎやがって

江戸で荒稼ぎしすぎたもんで上方にシノギの所場変えようって旅の途中
昨日夕暮れに駆け込んだこの村で
一宿一飯世話になった家人にこの騒ぎは何事かと聞いてみれば

ここの集落沿いを流れる河に河童が一匹住みついているとかで
人間の前に現れ奇行を繰り返す度に捕縛しくじり逃げ果せられ
昔から村の住人達を悩ませているらしいのだ

ところが何をどうした事か今朝早く
村で一番の年寄りのお婆に軽々とっ捕まえられたのだと

よしよし少しばかり遠目だが
土間の扉越しに事の顛末を眺めてみるか

お婆の家の傍
やや開けた広場に縛られ正座させられるてるのは
あぁなんだ人っぺぇ・・・獣か?
あれが河童か初めて見るや

河童の前では笑いを止められぬ若い男を連れたお婆が
大声でがなりたてる

見ろ悪童
わしの孫じゃ
もう三日三晩きゃらきゃら笑いっぱなしで眠りもしねぇ
このままじゃぁ笑い死んじまう
孫から引っこ抜いた尻子玉を返ぇせっ

ぼこっ

あぁ河童怒鳴られて頭の皿擂り粉木でひっぱたかれて
上目遣いでオロオロしていやがる

様に見えるが何か引っ掛かる

あの目だ

怯えてい無ぇし心咎めなんざ一切無ぇ
何も思って無ぇ目だありゃ

物心ついた頃から口八丁手八丁何でもひと様から捲き上げて生きて来た
生まれついての騙師のオレにはどんな奴か目を見りゃわかる

不意にお婆からは死角になる河童の左面の瞼が開き騙師の男と目が合った
河童はじぃっと左目だけで騙師の男を凝視している

途端背筋にぞっと悪寒がはしった

うわぁおっかねぇおっかねぇ
何だ?オレを狙ってる目か?まるで蛇に睨まれた蛙じゃねぇか
祟られでもしたらたまんねぇや
のんびりもしてらんねぇがついでだ
今日一日この家の奴をうまい事言い包めて金目のもん頂いて
明日夜が明ける前にずらかるとするか

その夜村の全てが寝静まった頃

一頻り
「捕らわれ叱られてみる戯れ」
を満喫した河童は
コキコキと全ての関節を外し縛縄を抜けると
小躍りしながら何処か村のなか暗闇に消えた
と思いきやすぐまた舞い戻り
お婆の畑に生った胡瓜をもぎって満面の笑みで一齧り

右手には丸々と太った胡瓜を握りしめ

左手には今朝目を付けた「あの人間」の採れたてホヤホヤの尻子玉

両手を交互に見やり満足気な河童の姿が河面に消える頃

真っ暗な村には
尻子玉を抜かれた騙師のきゃらきゃら笑う声が響いていた





あのー

ここ根付彫りブログですよねぇ?

まあぁぁぁぁぁ前振りの長ぇこと長ぇこと
お付き合いさせてごめんなさいね(涙)

結局は

新しく開発した遊び「怒られプレイ」を気紛れに楽しんだ河童が
村人以外のレアな尻子玉までゲットして御満悦なお話

という事ですよね

ハイお待たせ彫りますねー(汗)





鹿角です獣毛付きです差根付です♪





六面図
来たれ差根付ブーム!!!





河童の瞳には人間の下腹部を透かし見て
体内の尻子玉の良し悪しを判別出来る機能が備わっているのダ!

得てして悪党の尻子玉は真っ黒なもので
ランクは低く見られがちなんだけど
アイツの尻子玉のドス黒さは超レア級だったんだよね
そりゃコレクションしたくなる訳だよねわかるわー

はい妄想です妄想妄想・・・





悠久の時を生きる者だもの歴戦の傷とか
色々あるよね
皿の左端ヒビ入っちゃって補修してるんだけど
お婆に擂り粉木でひっぱたかれて右端にも軽いヒビが(涙)





色々と纏めて

正座させられてますけど気持ち的には「無」です
敢えてお婆に捕縛され
そのシチュエーションを味わうという高度な遊びです





サイズ・・・長いよね
差根付だけに





紐を通すとこんな感じで捕縛出来ます♪

おや?
差根付でここ(帯下)に紐通しを設けるっておかしくない?
提物繋いだ状態で帯の上方から差せないもんね?

今回のコレ
帯の下潜らせての装着に特化した
「下から差根付」
という事でお願いします♪

なにそれ普通の根付と一緒じゃーん
差根付の意味無いじゃーん
とかは呑み込んでぐっと堪えてぐっと(涙)

だって根付紐使っての緊縛再現したかったんだもの





差すとこんな感じに
提物の紐の長さ最短で繋ぎましょうね
その方がカッコイイから♪





更なる新しい遊び(暇つぶし)を模索中
根付「河悪童」完成です



最近差根付ブーム来んかなーなんて差根付ばっか彫ってますけど
ホント鹿角の為にある様な根付の形式だと思うし

帯に引っ掛かける部分をどう意匠に落とし込むかという
帯上に露出する作り込まれた最大の見せ場から

帯に挟んでも邪魔にならない様に
デフォルメを凝らした帯裏に隠れる部位へ繋がり

そしてまた帯下に作り込んだ部位が現れるという

一つの根付のなかで部位によってリアリティラインが上下する面白さは
差根付ならではというか
差根付に許された特権の様な気がしているので
単なる「長い型彫り根付」にならない様に意識していたりもして



それと、リアル毛の生えた河童の根付が彫れるって
獣毛付きの鹿角素材だけが持ち得るアドバンテージですよねー♪



あと設定追記とか

「騙師」
騙師(ダマシ)ってのはこの時代の詐欺師の事で
人を殺めたりは絶対しないというポリシーを持ったクズ野郎の事です
そんな言葉無ぇっす

尻子玉抜かれると笑い死ぬ件
尻子玉を抜かれると直腸を起点として
抗えない程の「くすぐられている感覚」が全身に広がり
七日七晩笑い続け終いには死に至るという設定です
確かこれうろ覚えだけど「死に至る」以外はカパエル方式・・・違う?

因みに「河悪童」の読みは「カワッパ」です
厳密には「カゥワッパ」で「ワッ」の部分は吸気しながら発音させます
いやもうホントどうでもいい・・・

どうでもいい?

ホントに?

こういうの好きくない?

至水は大好きー♪



2017年8月18日金曜日

根付 其ノ百弐

『 さがり 』
素材 : 鹿角、黒水牛角、真鍮




「さがりの樹」
  
二年続いた大雨と冷害が飢饉という死の匂いを孕み始めた天保六年 

その村では弱い者から命を落とし 
生き永らえる者もまた衰弱して行く 
先の見えない生き地獄をただ生きる日々が続いていた 

餓死が二十を越えた八月の蒸し暑い夜 
村長の一存により集落で一頭だけ飼われていた農耕馬を屠る事になった 

今まで村のために一緒に働いて世話になった馬を屠る 
村の民皆で喰らうために

嫌な役回りを押し付けられたのは 
何年もずっと馬の世話を任されて来た与平であった 

蓄えの餌藁も底をつき 
骨が浮き出た脇腹と 
ただじっと見つめる黒い眼に映る 
鉈を手に泣きじゃくる与平の姿に 
馬は自らが人間の糧となる事を理解した 

骨だけを残した馬の亡骸は 
少しでも罪の意識を薄めるためか
純粋な感謝と礼節か
村外れに聳える榎の巨木の傍らに埋葬し 
村の民皆で供養する事とした 

骨の亡骸が山積まれ人一人の力ではびくとも動かぬ荷車は
半年前までは馬が牽いていたのである 
埋葬までを任された与平は
隣家に住む弟の与助に手を貸すよう頼みに行った 

与助は先月最愛の妻を飢餓で亡くし 
毎日を抜け殻のようにただ生き永らえているばかりであったが 
馬の肉を頂戴した恩義からか 
返事も無いまま荷車を押す手伝いに出てくれた 

陽炎立つ荒れ道を村外れまで兄弟二人荷車を押し 
榎の巨木の傍らを馬一頭の遺骨を埋葬するに十分な深さまで 
鍬で掘り手で掻くを繰り返し繰り返し繰り返し
埋葬を済ませた頃には日も暮れ始めた 

朦朧としながらも榎に向かい硬く目を閉じ手を合わせる与平 
村の人間のためとは言え
手にかけなければならなかった無念を繰り返し繰り返し詫び
涙を拭い顔を上げたその刹那 
与平の鼻を衝く異様な臭気と共に眼に映る馬の首

頭から伸びた一本の腕で榎の枝にぶら下がり 
首の根から噴き出る臓物を鬣に搦め上げ 
あの夜自分を見つめた黒い眼は 
今もこちらを凝視している 

馬が化けて出てきたか 
勘弁してくれ 勘弁してくれ 勘弁してくれ 勘弁してくれ 勘弁してくれ 

与平が更に固く手を合わせ異形の馬の首に詫び続けているその横で 
腰を抜かしたか尻を着き倒れ込んだ与助が譫言のように繰り返す 

許してくれおせん 許してくれおせん 許してくれおせん 許してくれおせん 

・・・おせん

妻の名である 

与助の目に映るのは馬の首に非ず 

頭から伸びた一本の腕で榎の枝にぶら下がり 
首の根から噴き出る臓物を自慢だった長い黒髪に搦め上げ 
あの夜自分を見つめた覚悟の黒い眼は 
今正に与助を凝視しているのだ 

一月前飢餓で亡くなる最愛の妻が最後に漏らした別れの言葉は 

わたしをべてあなたはきて
  
まだ蒸し暑く人肌の風が漂う夕間詰め
村外れの榎の巨木の前に 
背負うに重過ぎる罪と後悔を見せつけられ気狂う男が二人 

そしていつ終わるとも知れぬ飢饉の夜が
今日も変わらず訪れるのであった

後に村外れの榎の巨木は「さがりの樹」と呼ばれ 
近寄る事は村の禁忌となる





もうね
此処って根付のブログじゃありませんでしたっけ?

ホント素人の妖怪夜話を読まされる苦痛たるやごめんなさい
読んで頂けた方には涙流してありがとう!

いやこのテキスト込みで至水の根付なのだからねっ(涙)

なにせ盆時期ですし
(過ぎてるけどね)
「可愛げ」とか「可笑しみ」なんてものは一切削ぎ落とした
恐ろしくも悲しい妖しの根付を彫ってみるよ!





鹿角です

妖怪「さがり」と言えば水木しげる御大が描かれた
あの馬頭の姿な訳ですが・・・





四面図

至水の妖怪夜話「さがりの樹」に登場する「さがり」は
馬頭の妖怪という訳ではなく

「見る者の心の奥底に根を張る後悔や罪の意識の形を成して現れる妖怪」

なんて妄想から
与助の心を覗き込んだ「さがり」は勿論・・・





与助には最愛の妻おせんの姿に見えた訳です

さがりは悪夢のようなあの覚悟の夜の
おせんの表情を形どり現れ
与助に見せつけたのだ





舌の上に乗った眼球
これが妖怪「さがり」の本体です

水木しげる御大の描かれる「さがり」にも
馬の眼の他に頭から生えた腕に
もう一つ眼が開いてますよね
あれが本体であるという解釈で妄想してます





「さがり」と言えばグニグニで有機的な臓物ボディ
血管浮かすのが楽しくて楽しくて♪





今回は完全に自立不可物件なので懸架台付けてます

引っ掛ける部分の真鍮パーツと
ベースの鹿角柱との接合部は結構華奢なので
御購入頂けた方はやさしくしてあげてください(涙)
(おまけ程度に考えて頂ければこれ幸いだったりします)





サイズはこのくらい
至水に差根付ブーム来てます♪
来てますっ!!!





紐通し穴は帯下なら臓物の透かしをブリッジにしてこう





帯上なら中指の間から紐を出す仕様です
結び玉は中指と帯の間のスペースに収められます





提げるとこんなです
垂らした根付紐は根付と腰で挟み込めば
提物ぶらぶらし過ぎず安定するよ♪





その眼は心の奥底を覗き込み自責の念を掻き毟る
根付「さがり」完成です



因みに兄の与平には馬を屠った罪悪感から
水木しげる御大描くところの
あの馬頭の「さがり」に見えている
という事で

いやー
俄かに到来している差根付ブーム
(お前だけだよとかは聞こえませんハイ聞こえません)
また彫っちゃってるんですよねぇ
って事で次も差根付ね♪





あと最後に
YouなチューブにUPしといた
ぷらぷらさがり動画おまけで貼っちゃう




2017年8月3日木曜日

根付 邪ノ肆

『 槌転 』
素材 : 陶粘土、鹿角、赤珊瑚、黒檀



根付「泥田坊」と共に
ワンフェス2017[夏]に投入したもう一つの根付は
「つちころび」

奇しくも二点とも土臭い妖怪になったのは
ホント偶然で

何作ろっかなぁー
なんて手のなかで陶粘土捏ね捏ねしてたら
偶然出来たフォルムが正に「つちころび」

よしではこのまま仕上げましょうってんで

こんなの捏ねたよ!





六面図
イイよねコロッコロした根付フォルムな槌転♪





毛の塊なんだけど頭傾げた感わかります?
んー?って感じなの
微妙・・・





くわーっと真っ赤な目玉は赤珊瑚
キシャーッと生え揃った牙は鹿角です





サイズはこんな
ちょうどよし♪





とにかくコロッコロ♪
水ヤシャ浸漬の後
全体を墨入れしてます





紐穴はベーシックに
底の大穴に結び玉収納します

今回二つの陶粘土根付には
死水の花押をこっそり彫ってます
胡桃のアレとか小さな死水作品には
花押を彫る事が多いのですよ
こっそりと





おぉその名前すら土臭い
根付「槌転」完成です



今回手探りで使ってみた陶粘土ですが

んー

まだもうちょっと
どうにか出来そうなので
また陶粘土根付は作りましょう

意匠次第ではド嵌る素材になり得そうだし

粘土としての使い勝手は
まぁ慣れでしょうね

多分喫緊に登場するよ

お楽しみに