2018/04/08

緒締 其ノ弐拾弐

『 猫磨大師 』
素材 : 鹿角、黒檀



さて

そんなこんなで
あざとく阿り爆誕しました猫磨大師ですが
(いや自虐が過ぎるから!)

前回投稿した根付の猫磨大師には
昨年夏に陶粘土で製作した猫又達磨
丸っとした可愛げがありませんでした

そう

これっぽっちも無かったのだよ!

ならば否が応でも丸っとなる緒締として
可愛げのある猫磨大師を彫ろうじゃないのさ

という案件でございます!





六面図

ほらほら、ね、やっちゃってますよね(汗)
またいつもの如く下絵ともいえる「猫又達磨」とも
根付の「猫磨大師」とも違う
別人の「猫磨大師」になっちゃってますから!

片目を瞑っているのは片目だけ描き入れた合格達磨的イメージで
という事はこっちの「猫磨大師」はデストロン製の怪人なのですか先生?
(うるさい!)





ぬんっ!
って感じの眼力をね意識しましてですね
(いやだから可愛げは・・・)





紐通る入口
頭のとこが髄でボソってるとアレなので
別パーツ嵌めてツルっとさせてたり
緒締ってちびっこいけど意外に手間がかかるものなのです色々と





緒締として製作しておりますが
底の方大きく開けておりますので
緒締の頭から少し出るくらいのループ状に結んだ根付紐を
底から通して結び玉を収納すれば小根付的に提げたりも出来ます





掌の上に持ち上げてみると
ほらこんなちっちゃくてカワイイ猫磨た・・・

えっ!?

かわ・・いい・・・

こっ

これかぁぁぁぁぁぁぁっ!!!

全身を電撃が駆け巡り何かを掴んだのか至水・・・





覚醒!カワイイの波動に目覚めた至水爆誕の瞬間
緒締「猫磨大師」完成です



まぁどんだけ大仰に書くのかねってくらい
カワイイの森を目隠しで迷い彷徨う至水な訳で
本人的にはカワイイ理解回路が断線してると思っているのですが
こんなんをカワイイと言って頂ける方も確かにおりまして・・・

いやしかし

「狙ってヤル」域にはまだまだ全然ほど遠い至水なのです

さて本当に何かを掴んだのか至水
間髪入れず三態目の猫磨大師製作に取り掛かってしまいます
続きます!



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